アーティストやアートに興味のある人や企業が集まり、活動の悩みや実現したいアイデアといった共通の話題を通じて繋がるイベント「SGN Talks」
第1回目は12名の方が参加してくださり、アピールトークやグループトークの中で多様な意見を交わしながら親交を深めました。
【アピールトーク】
アピールトークでは、2組の登壇者からご自身の活動状況や抱えている悩みなどを参加者の方々とシェアしてもらい、グラフィックファシリテーターの三宅さんがリアルタイムでまとめていきます。
まずお話していただいたのは、美大生特化型のスキルマーケットプレイスを運営する(株)Portableの小林真大さん。
美大生がデザイナーとして経験を積める 「芸大生のスキルと企業の悩みを解決するマッチングサービス」や、全国の美大生が参加する展示イベント「第n感を」・南丹市八木町をアートシティ化する取組「ヤギルミナート」などのお話をしていただきました。
次にお話しいただいたのは、「UNKNOWN ASIA 2023」でオーディエンス賞など複数の賞を受賞されたアーティストグループTRIGGERさん。
「UNKNOWN ASIA 2023」で展示された作品を元に、作品を生み出す中で「何を考え、どのように形作るのか」といった「独自のワークフロー」について語っていただきました。
社会問題などを起点にTRIGGERとしての視点を組み込むロジカルな製作が彼らの魅力です。また、「クリエイティブの本質を捉え、これからの社会や時代に残していく方法を追求していきたい」という彼らの想いが、作品をより魅力的なものに引き立てます。
このワークフローをアート製作だけでなく、企業の課題解決やブランドらしさのデザイン・リブランディングにも活かすことができるTRIGGERさんに興味のある方は、一度当法人までお問合せください。
これはグラフィックファシリテーターの三宅さんが2組の話を聞きながら作成しており、左側にPortableさん、右側にTRIGGERさんの内容がまとめられています。
【グループトーク】
アピールトークの後は、事前にアンケートで伺った参加者の話したい話題を元に以下の3つのテーマに分かれてグループトークを行いました。
1 アーティストの活動目的や思考
2 アートを交えたお仕事・アートの力
3 アートと社会・町おこしについて
特に「稼ぐために作った作品は本当にアートなのか」「どうやったらアーティストとして生きていけるのか」など、難しい話題にも触れながら意見を出し合えたことは、非常に有意義だったと感じています。
グループトークの最後には、各グループで話した内容を共有してもらい、全体の振り返りと統括を行いました。
そしてイベント終了後は、参加者同士で『横の繋がり』を作ってもらうフリートークの時間を設け、自由な交流を通じて活動アイデアの創出とモチベーションの向上等に繋げていただきました。
SGN Talksは今回を第1回としており、今後も定期的に開催を行なっていきます。
第2回・第3回と重ねる中で、より多くの『横の繋がり』を皆様に作っていただきたいと考えていますので、ぜひHPやSNSで今後の開催予定のチェックをお願いいたします!
【お知らせ】
当団体では「困っている若手アーティストを支援したい」「少しでも文化芸術の発展や継承に関する力になりたい」といった方のご寄付を募集しております。
また、イベント会場やアトリエの提供、アーティストとのコラボ企画の実施といった寄付以外での支援も募集しておりますので、ご提案いただける方は是非一度当法人にご連絡ください。
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